HOME > お墓を建てる時期

お墓を建てる時期は、埋葬すべき遺骨がある場合などは、

一般的には四十九日、一周忌、三回忌などご親族がお集まりになられる法要に合わせて建立されたり、

春や秋のお彼岸やお盆の行事に合わせて建立されることが多いです。

しかし、必ずしもそうでなければいけないという決まりはありません。基本的には個人の自由です。

大切なのは、建てる時期よりも故人に対する供養の気持ちですから、ご家族や建立者様の心の整理や、経済的状況が整い次第で良いと思います。

ただ、少しでも早い時期に故人の安らげる場所を確保してあげたいものです。

 

また、最近では生前にお墓を建立される方も増えております。

主な理由としては、「子供に負担をかけたくない」

「いざという時に慌てないですむ」

「自分の希望する場所や墓石を選べる」などが多いようです。

生前にお墓を建てることを、寿陵(じゅりょう)と言って、縁起の良いこととされています。

特に中国では、「子孫繁栄」「家内安全」「長寿」というご利益があると言われていますが

お墓を引き継ぎ管理されて行くのはご子孫です。

生前にお墓を建てられるときは、お一人で決められずに、子供さんやご家族に相談をされる

ことをお勧めいたします。

(民間の霊園などでは墓地取得後「一年以内」「三年以内」のように建墓の期限が決められている場合がございます。墓地を購入の際には確認をしておく必要がございます。)